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プロロジス、千葉県習志野市で物流施設を着工

2015/02/23

プロロジスは2月18日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク習志野5」の起工式を千葉県習志野市の開発予定地で行ったと発表した。竣工予定は2016年3月。

同施設は、先月着工した「プロロジスパーク千葉ニュータウン」とともに、千葉県内陸部における新たな物流適地として施設開発を進めているもの。国道16号より都心側に立地し、都心から30km圏内と都内へのアクセスに優れている。国道296号、県道57号線、県道69号線から至近に位置し、東関東自動車道花輪インターチェンジまで約8.4km、武石インターチェンジまで約3.7km、千葉北インターチェンジまで約8.6kmと、交通利便性が高い場所。国道16号経由で内陸方面へもアクセスでき、広域配送、地域配送のいずれにも利用可能な物流好適地です。加えて海岸線から約7km内陸にあり、交通利便性と防災性が両立した地域に立地している。

また、京成本線 実籾駅から1.8km、八千代台駅から2.2km地点に位置し、京成本線 八千代台駅(特急停車駅)、実籾駅およびJR総武本線 津田沼駅、東葉高速線・新京成線 北習志野駅の4駅から路線バスが利用可能で、従業員の通勤にも至便。開発地周辺は住宅地が広がり労働力確保に有利である一方、現地は東習志野工業団地の一角にあり、24時間操業にも対応できる。

建物は地上4階建、延床面積約6万5,450平方メートルの施設として開発される。1・2階および3・4階での2階層使いが可能なメゾネットタイプで、4分割の賃貸区画となる。1階と3階にトラックバースを備え、荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置することで、保管効率と荷捌きの迅速性を両立させた利便性の高い計画。入居カスタマーの事業継続性への配慮から、プロロジスのマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話など備える。。加えて停電時にもトイレ、通信、セキュリティなどの機能を維持できる非常用発電機と、断水時に利用できる災害用トイレを備える予定。

グローバルで環境負荷を低減した物流施設開発を推進する一環として、庫内を含む施設全体にLED照明を採用するほか、大規模発電出力約1.3メガワットの太陽光発電システムを導入する計画をしており、CASBEE Aランク認証の取得を予定。

同社は、千葉県内で今月12日に竣工した「プロロジスパーク成田1-D」をはじめ、「プロロジスパーク市川1」、「プロロジスパーク習志野4」など、「プロロジスパーク習志野5」を含め12棟の物流施設を開発・運営中です。また「プロロジスパーク市川3」を計画中。

●計画の概要
名称:プロロジスパーク習志野5
所在地:千葉県習志野市
敷地面積:2万9,328.85平方メートル(8,871.97坪)
延床面積:6万5,450.42平方メートル(19,798.75坪)
構造:鉄骨造、地上4階建
着工:2015年2月
竣工予定:2016年3月

●完成イメージ

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