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プロロジス、大阪・南港の物流施設が竣工

2015/02/03

プロロジスは1月28日、大阪市住之江区南港東の物流施設「プロロジスパーク大阪5」の竣工を発表した。

プロロジスパーク大阪5は、大阪市営ニュートラムの「ポートタウン東」駅から徒歩3分と通勤しやすく、近年、物流事業者の課題となっている従業員確保に有利な立地。大阪中心部へは阪神高速道路で15分、一般道でも30分とアクセスに優れ、関西のみならず西日本全域への配送拠点としても利用できる。また、海上貨物のみならず、阪神高速で関西空港へ40分とアクセスしやすく、国際航空貨物の拠点としても利便性が高い。

昨年12月に開催した内覧会には、入居を検討する50社以上が参加し、同施設への関心の高さをうかがわせた。参加企業からは、駅至近のロケーションや、関西圏へのアクセス利便性が高く評価された。

施設は、約4万500平方メートルの敷地に地上4階建、延床面積は約9万5,000平方メートル。大型車が直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り・下り専用)設置し、各階に40フィートコンテナトレーラーの接車が可能なトラックバースを備え、効率的なオペレーションが可能な車両動線を確保した。また、常時有人警備を実施し、24時間365日の操業が可能。

施設内には、入居カスタマーの事業継続性への配慮から、プロロジスのマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話等を導入する。加えて、停電時・断水時でもトイレ、通信、セキュリティーなどの機能を維持できる災害用発電機と補給水槽を設置するほか、エアーマットやカセットコンロなど災害備蓄品も備える。

さらに環境負荷の低減を目的に全館LEDを採用し、1.2メガワットの太陽光パネルを施設屋根面に設置している。

同社は、関西地区に今回竣工した施設を含め現在11棟の物流施設を運営中。茨木市内では「プロロジスパーク茨木」を計画中。

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