[最新ニュース] 物流・生産拠点

モンテール、岡山に製造・物流拠点を完成

2014/08/27

洋生菓子の製造・販売を手掛ける(株)モンテールは8月26日、岡山県総社市中原にかねてより建設していた製造・物流拠点「モンテール総社工場」が完成し、31日から本格稼働すると発表した。

同社の工場はつくば工場(茨城県坂東市)、美濃加茂工場(岐阜県美濃加茂市)に続く3か所目の拠点。近畿・中四国・九州のスーパーやコンビニで販売されるシュークリーム、エクレアなどを製造する。

原材料産地と消費地の両方に近い西日本エリアの拠点となる新工場稼働に伴い、アクセスの利便性を活かし、近畿・中四国・九州エリアへ安定供給量が可能となる。9月に清水白桃、10月にはニューピオーネを使った商品を西日本エリア限定で展開する。


また、工場に併設して本格的なカフェスペースを持つ直売店「スイーツストップ」をオープンした。直売店ではチルドデザートのほか、バウムクーヘンなどの焼菓子も販売。さらに、直売店のみで食べることのできる自家製の低温殺菌牛乳を使ったソフトクリームや、スイーツプレートも販売する。

■新工場の概要
名称:モンテール総社工場
所在地:岡山県総社市中原88番8
竣工日:2014年8月18日
敷地面積:3万9049平方メートル
延床面積:1万6084平方メートル
主要設備:低温殺菌のためのミルクプラント、NASA規格クラス1万以下の”Hepaフィルター”をつけたクリーンルーム、井水浄化設備、原料の自動搬送システム(生乳・グラニュー糖)、自動殺菌装置、燃料としてLNG(液化天然ガス)を使用、自家製カスタード用銅釜
製造ライン:5ライン(スタート時)
生産能力:10万個/日
予想生産額(初年度):36億円
生産品目:シュークリーム、エクレア、どら焼き

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