リコーロジ、大田区城南島に新拠点開設

リコーロジスティクスは8月5日、東京都大田区に新たな物流拠点「物流センター城南島」を開設したと発表した。

 7月31日に開設した新センターは、国内の陸・空路の一大ターミナルである羽田空港、京浜トラックターミナルに隣接する立地を活かし、首都圏でオフィスサプライ通販商品の地域密着型サービス展開を拡充IT機器関連商材の全国的なハブ機能の役割を担う。

免震構造を採用、情報システムはネットワークの二重化によるシステムダウンの防止するほか、緊急輸送道路を視野に入れ首都高速道路、羽田空港など輸送導線を最優先に考慮した立地選定を行うなど、「止めない物流」をコンセプトにBCP（事業継続計画）対策を強化している。

庫内には自動搬送設備、折りたたみコンテナ自動組み立て機器、ラベル自動貼り付け機、自動オーダースタートなどの最新マテハン機器を採用、省人化を図った。またデジタルピッキングシステムも導入、生産性向上と人のスキルに頼らない作業環境を実現したほか、自走式移動棚で保管効率を高めるなど、品質・生産性・効率向上にこだわった高効率な物流を構築した。

 

●物流センター城南島の概要
所在地：東京都大田区城南島7-2-3
敷地面積：1万5988.18平方メートル（4836坪）
延床面積：4万9878.91平方メートル（1万5088.4坪）