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佐川急便、「GINZA SIX」館内物流の一元管理業務を受託

2017/04/21

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SGホールディングス(株)は4月21日、グループ傘下の佐川急便(株)が同20日に開業した大規模複合施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の物流を一元管理する館内物流業務を受託したと発表した。

GINZA SIXは、商業集積地として日本のシンボルとなっている銀座に誕生し、延床面積は約148,700平方メートルにおよぶエリア最大級の大規模複合施設。その館内物流サービスでは、人・物・車両の情報を一元管理し、施設に出入りするすべての流れを把握することで、周辺道路の環境維持に寄与。地域社会の安心・安全に貢献し、環境負荷の低減を実現する。

具体的には、荷捌場および荷捌駐車場の管理、貨物用エレベーター運行・搬出入作業・臨時入館作業の調整、入荷・出荷荷物の取次業務、物流導線・共用部保全業務で、GINZA SIXの納品の一部に外部倉庫による集約を取り入れた。これにより施設への直納車両の削減が可能となり、周辺道路の渋滞緩和や施設への流入制限によるセキュリティ向上と施設保全にも寄与する。

佐川急便はこれまで東京ミッドタウンや東京スカイツリーをはじめとする大型複合施設の館内物流を多数請け負っている。これらの実績がGINZA SIX館内物流業務の受託につながり、施設の施工段階からプロジェクトに参画し、より効率的な館内物流システムの構築に取り組んできた。

また、1階のツーリストサービスセンター「TERMINAL GINZA」内に宅配カウンターを設置し、通常の宅配便と合わせて手荷物の一時預かり、国際宅配便の受け付け、空港やホテルまでの当日配送等を行う。

(上)館内物流の様子
(下)宅配カウンター
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