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アステラス、武田薬品らと北海道で共同保管・輸送体制構築

2017/02/23

アステラス製薬(株)は2月23日、武田薬品工業(株)、武田テバファーマ(株)、武田テバ薬品(株)と、自然災害による非常時の医薬品の安定供給、品質確保、輸送効率化を目的として、北海道に新たに同4社の医療用医薬品を共同保管・共同輸送する体制を構築し、共同の物流センター(札幌市)設立について基本合意書した。

昨今頻発する地震や風水害等の自然災害時における医療用医薬品の安定供給の維持継続は、大きな課題であると共に、GDP(Good Distribution Practice)を考慮した保管・輸送時における品質確保が求められている。またトラックドライバー不足、安全運行への取り組み、CO2削減等の流通上の課題も顕在化している。

この度の基本合意書に基づき、上記課題や環境の変化に対する解決のアプローチとして、各社が協力の上、医療用医薬品の共同保管(作業・管理基準の標準化等)および共同輸送体制(配送手順標準化・積載効率向上によるトラック台数削減等)を北海道において構築し、2018年3月までの共同物流センターの稼働開始を目指す。

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