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SBSロジコム、重大事故を受け安全運行確認会議を開催

2014/09/18

SBSロジコム(株)は9月16日、東京都墨田区の本社に役員および部長職以上の幹部社員約50名を鎌田正彦社長が招集。9月8日に発生した同社トラックが関係する死傷重大事故を受け、再発防止に向けた安全運行確認会議を開いた。

会議は、亡くなられた二人のご冥福を祈り、全員で1分間の黙祷をした後、靍岡安全統括管理者(執行役員営業本部長)より、改めて当該事故の発生から対応状況について総括に続き、鎌田社長から以下の訓示がった。

●鎌田社長訓示要旨
9月8日早朝、当社、いや、SBSグループにとって過去最悪の重大事故が発生しました。2名の方の尊い命が失われ1名の方が負傷、さらに車両火災により国道が約15時間通行止めとなるなど、社会に大きな衝撃と影響を与える事態となりました。
謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、国道利用者の皆様ほか多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けしたことに対し心よりお詫びいたします。公道を利用して事業を行う当社としてこのような事態となったことは残念でなりません。
事故原因は警察にて調査中ですが、私たちは、重大事故が起きたという現実を率直に受け止め、尊い命や大切なお客様の荷物を守るために、このような事故を二度と起こさないよう再発防止策に取り組まなければなりません。
ただし、再発防止策に奇策はありません。もう一度、原点である運輸安全マネジメントに戻り、「人の管理」や「組織風土や体制」あるいは「コミュニケーション」といった安全に対する基本の見直しと徹底、強化をお願いします。
安全対策とは安全に関わることだけをやればよいのではありません。将来に希望を持てる会社を目指すこと、そして、ひとり一人が仕事への誇りを持つことが、安全行動を支えるベースであることを忘れてはなりません。
全員で危機感を持ちあらゆる手段を用いて事故防止に取り組んで行きましょう。
当社は、事故原因の特定を待つことなく、安全運行にかかるルール、規則を再点検し、見直し、徹底することで、安全、安心な運行に努めて参ります。

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