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SBSロジコム、銀座の大型商業施設で館内物流を受託

2016/02/09

SBSロジコム(株)は2月8日、銀座・数寄屋橋の大型商業施設「東急プラザ銀座」の館内物流業務を受託し、3月31日のオープンを目指して要員教育やテナントの出店に向けた搬入などの準備作業を開始したと発表した。

東急プラザ銀座は、東急不動産(株)が開発・運営する商業施設で、地下5階、地上11階、延床面積約1万5,000坪の規模を誇り、銀座の新たなランドマークとして国内外から注目を集めている。

同施設における宅配貨物の配達・集荷数は、1日あたり約1,000~2,000個、搬出入の車両は200台前後が想定される。これら不特定多数の搬出入車両が無秩序に出入りした場合、荷捌きスペースの不足、貨物用エレベータの混雑、セキュリティの低下など、さまざまなリスクが伴う。また、人・車・建物が過密な銀座・数寄屋橋地区では、集配車両などが引き起こす交通渋滞や違法駐車、歩行者の通行障害など建物周辺の環境への配慮も必要となってくる。

SBSロジコムは、待機車両をなくすことで二酸化炭素の排出を削減。また、隣接する小学校の通学時間を避けて入出荷スケジュールを組むなど地域生活の安全にも配慮する。

同社は、商業やビジネス集積地における大規模公共施設特有の課題を解決する館内物流サービスの提供に実績があり、大崎シンクパーク、参議院議員会館、中野セントラルパーク、二子玉川ライズ」の4か所で大規模な館内物流を受託・運営している。東急プラザ銀座における館内物流は、これらの実績とノウハウをフルに発揮し、オープンに向けて万全の準備を行う考えだ。

3月31日にオープンする東急プラザ銀座

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