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リアライズカンパニーが中古トラックでファンド開始

2016/01/26

(株)リアライズカンパニーはこのほど、中古大型トラックを対象に「クロブトラック物流支援ファンド」の運用を開始した。ファンドで取得した車両を運送会社にリースし、運送会社から徴収するリース料を元に投資家に配当するしくみ。運送会社にとって新たな車両調達手段になるとほか、自社で車両を保有する場合と比較して、自動車税などの税務負担もファンドに管理を委ねることで平準化できるとしている。

中古車両は、新車との比較で節税などの減価償却のメリットが大きく運用利回りに優れ、需給バランスや取引相場が安定。また、耐用年数の長い住宅や建物などの不動産ファンドと比較しても短期間でメリットを享受でき、海外で運用されることの多い飛行機や船舶ファンドのように為替変動リスクがないことも投資家にアピールできるポイントになる。

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